五十肩(肩関節周囲炎)と鍼灸
「腕が上がらない」
「夜間痛で眠れない」
「着替えがつらい」
五十肩(肩関節周囲炎)でお悩みではありませんか?
五十肩は、40代〜60代に多く見られる肩の痛みで、
日常生活に大きな支障をきたします。
鍼灸達仁堂は、神戸市東灘区魚崎で、
五十肩に対する鍼灸施術と運動指導を行っている鍼灸院です。
ただし、五十肩と間違えやすい疾患(腱板断裂)もあります。
まず医療機関での診断を受けることをお勧めします。
※鍼灸施術の効果には個人差があります
※当院は医療機関ではありません
五十肩とは
五十肩(正式名称:肩関節周囲炎)は、
肩関節の周りの組織が炎症を起こし、
痛みと可動域制限が起こる疾患です。
【五十肩の主な症状】
- 腕が上がらない
- 腕を後ろに回せない(エプロンが結べない、帯が結べない)
- 夜間痛で眠れない
- じっとしていても痛い
- 着替えがつらい
- 髪を洗うのがつらい
【五十肩の経過】
五十肩は、一般的に以下の3つの時期を経て改善します。
- 炎症期(急性期):数週間〜数ヶ月
痛みが強い時期。夜間痛もある。 - 拘縮期(慢性期):数ヶ月〜1年
痛みは落ち着くが、可動域制限が残る時期。 - 回復期:数ヶ月〜1年
徐々に可動域が改善する時期。
※自然に治ることも多いですが、1〜2年かかることもあります
【重要】五十肩と間違えやすい疾患
五十肩と似た症状でも、実は違う疾患の場合があります。
特に重要なのが「腱板断裂」です。
【腱板断裂とは】
肩の腱(腱板)が切れてしまう疾患です。
【腱板断裂の症状】
- 腕が上がらない(五十肩と似ている)
- 夜間痛がある(五十肩と似ている)
- でも、他人が腕を持ち上げれば上がる(五十肩とは違う)
【なぜ区別が重要か】
腱板断裂は、手術が必要な場合があります。
鍼灸では対応できません。
まず整形外科でMRIやエコー検査を受け、
五十肩か腱板断裂かを診断してもらうことが重要です。
※当院でも、整形外科徒手検査で腱板断裂が疑われる場合は、
整形外科への受診をお勧めします
→ [レッドフラッグについて詳しく]
医療機関での診断の重要性
五十肩の診断には、以下の検査が有効です。
【整形外科での検査】
- 問診
- 整形外科徒手検査
- レントゲン(骨の異常を確認)
- MRI(腱板断裂の有無を確認)
- エコー(腱板断裂の有無を確認)
特に、MRIやエコーで腱板断裂の有無を確認することが重要です。
「五十肩だと思っていたら、実は腱板断裂だった」
というケースもあります。
まず整形外科で診断を受けてから、
鍼灸を検討することをお勧めします。
当院での実際の事例(受診勧奨)
当院でも、五十肩と思われる症状で来院された方に、
整形外科での精密検査をお勧めした事例があります。
【事例】
50代男性。
「腕が上がらない」という症状で来院。
整形外科は受診済みだが、レントゲンのみ、【エコー検査「なし」】
五十肩の診断を受けたが、すぐに治したいというご意向。
整形外科徒手検査を行ったところ、
腱板断裂が疑われる所見がありました。
当院では軽めの痛み緩和施術を行い、
かつ、別の整形外科でセカンドオピニオンとしてMRI検査をお勧めしました。
後日、整形外科でMRI検査を受けたところ、
腱板断裂と診断され、手術となりました。
この場合、施術料はいただいておりません。
医療機関への紹介状も無料で作成しました。
※患者さんの安全が、何よりも優先されます
鍼灸が対応できる五十肩
整形外科で「五十肩」と診断され、
腱板断裂ではないことが確認された場合、
鍼灸が選択肢の一つになります。
【鍼灸が対応できる時期】
- 炎症期(急性期)の後半
- 拘縮期(慢性期)
- 回復期
※炎症期の初期(痛みが非常に強い時期)は、
まず整形外科での治療をお勧めします
【鍼灸のアプローチ】
- 肩周りの筋肉の緊張をゆるめる
- 血流を改善する
- 痛みを和らげる
- 可動域の改善をサポートする
※鍼灸施術の効果には個人差があります
鍼灸達仁堂での五十肩施術
当院では、以下の流れで五十肩の施術を行います。
【1. 問診】
- いつから症状があるか
- どんな時に痛むか
- 夜間痛の有無
- 整形外科の診断結果(MRI・エコーの結果)
【2. 整形外科徒手検査】
肩の動きを確認し、
五十肩か腱板断裂かを鑑別します。
※腱板断裂が疑われる場合は、
施術を行わず、整形外科への受診をお勧めします
【3. 鍼灸施術(30分)】
- 先に「足にある、全身の筋肉に効くツボ」への鍼で、どれだけ痛みが軽減できるかテストする。
- 肩周りの筋肉への鍼
- 腕の筋肉への鍼
- 手足のツボへの鍼
- お灸(温灸器)
鍼が苦手な方には、刺さない鍼(鍉鍼)や温灸器での施術も可能です。
【4. 施術後の運動指導】
Codman体操(アイロン体操)を、その場で一緒に練習します。
Codman体操は、五十肩の可動域改善に有効とされる体操です。
- 前かがみになり、腕を垂らす
- 腕を振り子のように前後左右に動かす(力はいりません。)
- 1日数回、無理のない範囲で行う
自宅でも続けられる簡単な体操です。
※当院は医療機関ではありません
※診断・治療行為は行いません
施術後に期待できる変化
施術後、以下のような変化を感じる方がいらっしゃいます。
※効果には個人差があります
※五十肩は改善に時間がかかることが多い疾患です
※数回の施術が必要な場合もあります
こんな症状はすぐに医療機関へ
以下のような症状は、すぐに整形外科を受診してください。
⚠️ 急激に腕が上がらなくなった
⚠️ 転倒・事故後の肩の痛み
⚠️ 発熱を伴う肩の痛み
⚠️ 肩だけでなく、首や腕にも強い痛みがある
⚠️ 手に力が入らない
⚠️ 手の痺れが強い
これらは「レッドフラッグ」と呼ばれる危険な症状です。
特に、急激に腕が上がらなくなった場合は、
腱板断裂や頸椎疾患の可能性があります。
→ [レッドフラッグについて詳しく]
医療機関との使い分け
【整形外科での治療】
- 痛み止め(内服・注射)
- リハビリ(理学療法)
- 手術(腱板断裂の場合)
【鍼灸での施術】
- 筋肉の緊張をゆるめる
- 血流を改善する
- 痛みを和らげる
- 可動域の改善をサポートする
【併用も可能】
整形外科でのリハビリと、鍼灸を併用することも可能です。
むしろ、整形外科での診断結果を拝見させていただくことで、
より安全で適切な施術が可能になります。
他の症状でお悩みの方へ
五十肩以外にも、以下のような症状でお悩みの方は、
それぞれのページをご覧ください。
【肩・首の症状】
→ [肩こりに鍼灸という選択肢]

【腰の症状】
→ [腰痛に鍼灸という選択肢]
【危険な症状】
→ [こんな症状はすぐに病院へ|レッドフラッグ]
→ [症状一覧から探す]
よくあるご質問
Q. 五十肩は何回くらいで良くなりますか?
A. 五十肩は改善に時間がかかることが多い疾患です。
症状や時期によって異なりますが、
数回〜数ヶ月の施術が必要な場合もあります。
Q. 五十肩と腱板断裂の違いは何ですか?
A. 五十肩は、肩関節の周りの組織の炎症です。
腱板断裂は、肩の腱が切れてしまう疾患です。
区別が重要なのは、腱板断裂は手術が必要な場合があるためです。
まず整形外科でMRIやエコー検査を受け、
診断を受けることをお勧めします。
Q. 整形外科に通っていますが、併用できますか?
A. はい、可能です。
むしろ、整形外科での診断結果(MRI・エコーの結果)を
拝見させていただくことで、
より安全で適切な施術が可能になります。
Q. Codman体操とは何ですか?
A. 五十肩の可動域改善に有効とされる体操です。
別名「アイロン体操」とも呼ばれます。
前かがみになり、腕を垂らして、
振り子のように前後左右に動かします。
当院では、その場で一緒に練習します。
Q. 夜間痛がひどいのですが、鍼灸で楽になりますか?
A. 夜間痛が和らいだとおっしゃる方もいらっしゃいますが、
効果には個人差があります。
夜間痛が非常に強い場合は、
まず整形外科での痛み止めの処方をお勧めします。
Q. どのくらいの頻度で通えばいいですか?
A. 症状や体調に応じて提案はさせていただきますが、
強制はいたしません。
ご自身のペースで通っていただけます。
→ [よくあるご質問一覧]
日常のケア
五十肩の改善・予防のために、日常生活で以下のことを意識してみてください。
【1. Codman体操(アイロン体操)】
1日数回、無理のない範囲で行いましょう。
【2. 温める】
- 入浴時は湯船に浸かる
- 蒸しタオルで肩を温める
※ただし、炎症期の初期(痛みが非常に強い時期)は、
冷やす方が良い場合もあります。
医師に相談してください。
【3. 無理に動かさない】
痛みが強い時は、無理に動かさないでください。
【4. 正しい姿勢】
猫背は肩に負担がかかります。
背筋を伸ばす意識を持ちましょう。
※これらは予防・改善のための一般的なアドバイスです
※症状がひどい場合は、医療機関を受診してください
【まとめ】
五十肩(肩関節周囲炎)は、
腕が上がらない、夜間痛で眠れないなど、
日常生活に大きな支障をきたす疾患です。
ただし、五十肩と間違えやすい疾患(腱板断裂)もあります。
まず整形外科でMRIやエコー検査を受け、
診断を受けることをお勧めします。
整形外科で「五十肩」と診断された場合、
鍼灸が選択肢の一つになります。
鍼灸達仁堂では、整形外科徒手検査で腱板断裂との鑑別を行い、
30分の鍼灸施術とCodman体操の指導を行っています。
整形外科との併用も可能です。
腱板断裂が疑われる場合は、施術を行わず、
整形外科への受診をお勧めします。
この場合、施術料・紹介状は無料です。
まずはお気軽にご相談ください。
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営業日:月曜・金曜・土曜
営業時間:9:30〜21:00
料金:30分コース 3,000円(税込)
【監修者情報】
この記事は、以下の資格を持つ鍼灸師が監修しています。
田合 仁(たごう ひとし)
鍼灸達仁堂 院長
保有資格:
- はり師(国家資格)
- きゅう師(国家資格)
- 介護福祉士(国家資格)
- 介護予防運動指導員
経歴:
- 介護職:3年以上
- 機能訓練指導員:3年以上(延べ1,000名以上の高齢者ケア。現在も従事中。)
【免責事項】
当院の施術は医療行為ではありません。
診断・治療・治癒を目的としたものではなく、
医療機関での受診が必要と判断される場合は、
そちらをご案内することがあります。
鍼灸施術の効果には個人差があります。
