こんな状態の身体に向いています
- 一か所が落ち着いても、しばらくすると別の場所に不調が出る
- 痛みや張りの出る場所が、日によって変わる
- 疲れの出どころが、身体のどこなのか分からない
- 休んでも抜けない疲れが残っている
- 特定の症状というより、身体全体が重い
当てはまるものがなくても構いません。一か所の不調がはっきりしている場合は、局所ケアコース(30分)が適していることもあります。
全身調整とは、何をするのか
全身調整コースは、身体にたくさん鍼をするコースではありません。
つらい場所だけを診るのでもなく、全身をくまなく施術するのでもありません。問診と、姿勢・動き・呼吸・筋緊張の確認から、いま身体に起きていることを一度ひろく見ます。そのうえで、今日の身体に必要なところへ優先順位をつけ、扱う範囲を絞って施術します。
全体を見て、今日はここまで、と決める。これがこのコースの中身です。
見つかったことをすべてその日に処理するとは限りません。今日扱わなくても差し支えないものは、次回以降の確認事項として残すことがあります。あれもこれもと詰め込むほど、一つひとつの施術は浅くなります。身体のためには、今日必要なところに集中したほうがよいと考えています。
使う鍼について
当院で主に使うのは、髪の毛ほどの細さの鍼です。注射針とは構造が異なり、先端が丸みを帯びています。皮膚を切り開いて進むのではなく、繊維の隙間を押し分けて入っていきます。刺し込むというより、身体が受け入れる隙間に沿って入っていく動きです。
図は実際の太さを40倍に拡大しています。髪の毛の太さは、細い方でおよそ0.08ミリです。
太さは症状や体質によって使い分けます。長さもいくつかあり、扱う場所によって変えます。
一度の施術で使うのは、およそ15〜20本です。深さは1〜2センチほど。背中は15ミリまでとしています。鍼を刺したまま10〜15分ほど置くこともあります。
鍼はすべて使い捨てで、一人ひとつの新しいものを使います。刺すときは管を使う方法で、皮膚に触れる面積が小さく、痛みが出にくい入れ方です。
「響き」について
鍼が届いたとき、重だるいような、ずんとした感覚が出ることがあります。これを響きと呼びます。
当院では、響きを出す方針で施術しています。ただし苦手な方には控えます。その日の身体の反応を見ながら、途中でも変えます。
温めること
ほとんどの施術で、温める工程を入れています。ホットパックと台座灸が主体です。体質によっては棒灸を使います。
熱さはほんのり温かい程度です。熱くなってからではなく、熱くなる前に外します。跡は残しません。
電気を使うことについて
必要な場合に、鍼に微弱な電気を流すことがあります。感覚としては、トントンと軽く叩かれるような感じです。銭湯の電気風呂よりもはるかに軽いものです。
刺さずに終えることもあります
鍼が怖い、これ以上本数を増やしたくない、身体が弱っていて刺激を減らしたい。そうした場合は、刺さない鍼だけで施術を終えることがあります。
刺さない鍼にはいくつか種類があります。先が丸く皮膚に当てて使う鍉鍼(ていしん)や、皮膚の上を転がして使うローラー鍼などです。刺すことが目的ではないので、刺さずに済むならそれで構いません。
手を使う施術について
鍼灸のほかに、手による施術や、身体を動かす操作を行うことがあります。あん摩・マッサージ・指圧のような、強く揉みほぐす施術は行いません。時間としては10分未満です。
触れる場所について
頭や首には触れます。顔にはほとんど触れません。
当日の流れ
初回は、問診→身体評価→施術→状態の説明→セルフケアの案内、という順で進みます。
まず、今の状態や気になっているところをうかがいます。次に、姿勢や動き、筋緊張などを確認し、その日の身体を評価します。ここで見えたことをもとに施術を組み立て、終わったあとに、今日の身体の状態と、何をしたかをお伝えします。最後に、ご自身でできるセルフケアがあれば案内します。
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問診
今の状態や、気になっているところをうかがいます。
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身体評価
姿勢や動き、筋緊張などを確認し、その日の身体を評価します。
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施術
ここで見えたことをもとに、施術を組み立てます。
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状態の説明
今日の身体の状態と、何をしたかをお伝えします。
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セルフケアの案内
ご自身でできるセルフケアがあれば案内します。
施術時間は60分です。初回は問診にお時間をいただくため、全体で75〜90分程度をみておいてください。
初回の問診はおよそ15〜30分です。2回目以降は問診が短くなり、その分を施術にあてられます。
施術を受けた日について
入浴はその日は軽めのシャワーをおすすめします。
飲酒は施術の前後ともお控えください。運動も、ランニングや筋力トレーニング、スポーツなど負荷のかかるものはその日は避けてください。歩くことや家事など、普段どおりの動作は問題ありません。
自動車や自転車の運転は、通常どおりで構いません。
施術のあと、だるさが出たり、鍼のあとに小さな内出血が出ることがあります。いずれも数日で消えるものですが、事前にお伝えしています。
身体のペースに合わせて、少しずつ
一度の施術で身体のすべてが変わることはありません。
身体には、本来自分で回復していく働きがあります。施術で行うのは、その働きの邪魔になっているものを減らし、身体が動きやすい状態に近づけることです。
変化の出方も、変化までにかかる時間も、身体によって違います。数回で変わる身体もあれば、時間のかかる身体もあります。その日の身体の状態をお伝えしながら、次に何を確認するかを一緒に決めていきます。
このコースで、できること・できないこと
全身調整コースは、身体を評価しながら整えていくコースです。一方で、できないこともはっきりお伝えしておきます。
医療機関での検査や治療を優先したほうがよい状態のときは、その場で受診をおすすめします。無理にこのコースで対応することはしません。
また、これは一度の施術ですべての不調を扱いきるコースではありません。身体は急には変わらないため、その日に必要なところから順に扱っていきます。
できることとできないことを先にお伝えするのは、ご自身の身体に必要なものを判断していただくためです。
時間の長さは、施術の優劣ではありません
局所ケアコース(30分)
不調の場所がはっきりしていて、そこに絞って施術する場合のコースです。全身の評価は行いません。
深部回復コース(90分)
全身調整と同じ考え方で、より時間をかけて身体を診るコースです。施術者の判断でご案内することがあります。
長ければよい、たくさん鍼をすればよい、という区分ではありません。その日の身体に必要な時間と範囲が違うだけです。どのコースでも、身体全体を確認したうえで扱う場所を決める考え方は変わりません。
迷う場合は、全身調整コースから
どのコースが合うか分からない場合は、基本となる全身調整コースをお選びください。身体を確認したうえで、別のコースが適していると判断した場合はその場でお伝えします。
服装について
全身調整コースと深部回復コースは、当院の患者着に着替えていただきます。手ぶらでお越しください。
局所ケアコース(30分)は着替えを行いません。動きやすい服装でお越しください。下着は必ず着用したままで施術します。
お時間について
施術時間は60分です。初回は問診にお時間をいただくため、全体で75〜90分程度をみておいてください。
当日の身体の状態によってコースを変更する場合、料金も変更となります。あらかじめご了承ください。
ご予約について
ご予約は前日18時までにお願いします。お時間を過ぎた場合は、お電話でご相談ください。
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「肩のつもりで来たのに、身体全体が軽くなっていて驚きました」
※個人の感想です。効果を保証するものではありません。
